2017年4月25日火曜日

CYCLE SPORTS 6月号に掲載いただきました

CYCLE SPORTSの企画 自転車道 モダンスチールへの誘い で見開き2ページも記事を書いて紹介していただきました、その中でフォークの事やヘッドチューブの企画のことが出てくるのですがマニアックな方には読み応えもあって面白いと思うのですが少し難しいと言いますか、これから始めたい方には少し感覚が掴みにくいと思うのでblogにてCORNERとして皆様に少しでもお伝えできればと思っています。

CORNERのフレーム/フォークはフルオーダーなので乗り手と設計する人(僕もしくわショップ担当者)がコミニケーションしていく中で決まります。

まず1インチスチールフォーク
昔からレースでも使用され現在でも採用され続けている規格です。
スチールでフォークを製作してもそこまで重たくならずに気持ちよく走れます。
自動車で言う所のベースグレードとでも言いましょうか。全く問題なく快適に走れるが、現在のロードレースやシクロクロスレースでは少し不利に感じるかもしれません。


1-1/8(オーバーサイズ)カーボンフォーク
MTBの進化で生まれたヘッドチューブ、ベアリング、コラムパイプが大径化された規格です。スチールフレームの場合、重量もそこそこ軽くて剛性感があると言われている組み合わせです。自動車で言う所のタイプSでしょうか。ベースグレードに比べるとスポーツモデルなので少し快適性は失われるかもしれませんが早く走りやすくなっていると思います。
カーボンフォークを使用した場合、ベースグレードに比べて価格も上がります。スチールフォークであれば同額ですが、このサイズでスチールフォークを入れると少し重量が有ります。(1インチでディスクブレーキのフォークは作らないのでスチールフォークにディスクブレーキの組み合わせだとこの規格になります)


テーパーコラム仕様 1-1/2 or 1-1/4 44mmHT
最近の大手メーカーのロードレーサーやMTBなんかは殆ど採用されている規格です。コラムパイプをテーパーにすることでさらに変形しにくいフォークを実現しています。こちらはタイプRでしょうか。先ほどの1-1/8(オーバーサイズ)に比べてヘッドパーツ、フォーク自体が少し高額になります、ヘッドチューブもCORNERでは1本づつ削り出しで製作するのでオプション料金も発生します。ヘッドチューブ単体での重量は紹介する中で一番重たいです。1インチが一番軽くて太くなるほど重量は増えます。ディスクブレーキのフレームやロードレースに出られるので有れば一番しっかりとして安心して乗ってもらえると思います。


ざっくりと紹介しましたが太く大きいものはヨレにくいので操作感や踏んだ感覚がダイレクトになるがその分、体への負担も大きい。ふにゃふにゃのフレームも綺麗に乗れればきっと早く走れると思います。硬いフレーム/フォーク/ホイールで踏めば早い。で簡単に早くなってしまうと体が悲鳴を上げるかもしれません。自分の乗り方、体力、好みなどに合わせて現在やこの先に合った規格やパイプ構成で楽しめる自転車をぜひ乗ってください!

仕様するパーツやホイールによってもオススメの構成は変わってきますのでご質問等は何なりとお申し付けください!ゴールデンウィークはのんびりOPENする予定ですのでお気軽に遊びに来てください。

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